仕事のヒント

活き活きと働くためのヒントを書いてみました

管理職へのヒントー唐突な転職という結論

仕事がうまくいかない、求められる成果がでない、マネジャーとしての務めを果たせていないなどといった悩みを聞くことがあります。ただ、実際には平均以上のパフォーマンスを出しているにもかかわらず、自分ができていないと勝手に思い込んでいるケースがあります。その結果、場所を変えたほうが良いと思い転職を決断しましたと、こうです。

話をよく聞いていくと、マネジャー役職が上がったのち数回だめだしをされ、次第に自分はマネジャーが務まらないと思っていたようです。だめだしがゼロのマネジャーはおらず、チームでよい成果を出していくことが大事だなのですが、自分で全て完璧に対応することが必要で上司に迷惑をかけてはいけないと思っていました。もう自分はやっていけない、だから転職だ。。。唐突な結論ですね。

根本的には考え方の癖ですが、こういう考えをする方は意外に多いのではないでしょうか。管理職としては、個々人の考え方の癖を把握し、こうした考え方を持った方には気持ちを聴く面談を行い、考え方の癖を少しずつ修正していく必要があります。丁寧に気持ちの動きを聴き、言い換え(可視化)ることで、自分の考えが論理的でないことに気づきます。